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初めて猫を飼う時に知っておきたい、猫の食事、生活全般、動物病院、ペット保険

初めて猫を飼う時に知っておきたい、猫の食事、生活全般、動物病院、ペット保険

家に猫がいると、なんとも言えないかわいらしいしぐさや表情に癒されます。

これからペットとして、猫を家に迎えようと考えている方もいらっしゃるでしょう。

今回は、そんな方のために初めて猫を飼う時に知っておきたい、猫の食事、生活全般、動物病院、ペット保険などを解説していきます。

ぜひ参考にしてみてください。 

猫の食事の与え方

猫は本来、一度にたくさん食べずに少しずつ食事をする動物といわれています。

それは猫がかつて狩りをしていた名残です。

ただ、家族として一緒に暮らすためには、きちんと食事の管理をしてあげることが重要です。

ここでは、主に成猫への食事の与え方・注意点をご紹介します。 

キャットフードを選ぶ場合は総合栄養食を選ぶ

多くの飼い主さんは、愛猫への食事は市販のキャットフードを選ぶでしょう。

市販の猫のフードの中には、おやつや補助食も含まれているので普段の食事には「総合栄養食」と表記のあるものをあげてください。 

猫の食事回数

猫の食事は、朝と夜の1日2回与えるのがオススメです。

食事と食事の間が長くなると、肥満の原因になったり食後に吐いてしまったりということがあるため、2回に分けてあげましょう。 

猫の食事量

体型維持でいい場合の猫の食事量は、市販のフードのパッケージに書いてある給与量に従って与えましょう。

この給与量は、体重や年齢、運動量などをもとに算出されています。

運動量によって与える量に幅があるものがありますが、これは飼い主さんの感覚で愛猫の様子をみながら調整してあげてください。 

与えてはいけないもの

基本的に、人間の食べ物を与えることは猫によって良くありませんが、特に誤飲や誤食を含めて注意すべき食べ物は以下のとおりです。

・鶏の骨

・ねぎ、玉ねぎ、にんにく、ニラ

・アボカド

・塩分の強いもの

・砂糖

・チョコレート 

この他にも、猫が食べてしまわないように注意が必要な食べ物があります。

猫はテーブルの上や棚にも登れてしまうので、しまい忘れにも気を付けてあげましょう。 9d2dee1ffadcb820b15a67fabc7378a4_s.jpg

猫の習性

猫と暮らしていると、その思わぬ行動に驚かされることもが多くあります。

そのほとんどは、猫の習性によるものです。

そこで、初めて猫と暮らし始める方に向けて、猫の習性についてご紹介します。 

小動物を捕まえる

猫は元々、小動物を捕まえて生活していたなごりから、ネズミなどの小動物を捕まえるという習性が残っています。

そのため、気付いたら家に愛猫が捕まえた獲物を持ってきていた、なんてことも珍しくありません。 

爪を研ぐ

猫が爪を研ぐということが有名ですが、これも猫の習性の一つといわれています。

これもかつて狩りをして暮らしていたころのなごりで、猫にとって爪が武器となるのでその武器を尖らせようと研いでいます。 

体をこすりつける

猫はときどき、私たちの体や家の家具の脚などに体をこすりつけてくることがありますが、これは自分のにおいを付けて安心できる場所・存在にしようとしている行動です。

猫の体にはにおいを出す部分があり、そのにおいを付けることで安全を確保しようとしています。 

毛布などをもむ

猫のかわいらしい行動のなかで、前足で毛布などをもみもみしているところを見たことがあるでしょうか?

これは、猫が甘えている気分のときにする行動で、おっぱいを吸う仕草だといわれています。

猫は飼い主さんをお母さん猫だと思っているとされ、毛布などについた飼い主さんのにおいをかぎながら、子猫のころのなごりでもみもみしています。 

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愛猫のための動物病院の選び方

猫を飼い始める時には、もし愛猫が病気や怪我になってしまった場合のために、動物病院を調べておきましょう。

動物病院を選ぶポイントについてご紹介します。 

家から近い

まず、動物病院が家から近いと、すぐに連れて行くことができ安心です。

自宅から遠いと、車に乗せたり電車に乗せたりという手間と苦労がかかるのでオススメできません。 

獣医さん・スタッフの雰囲気がいい

動物病院に勤めているからといって、すべてのスタッフが動物に優しいとは限りません。

まれに、動物に対して雑な対応をとるスタッフがいます。

そんな動物病院は避けましょう。

また、治療や処置に関する説明がわかりやすいか、という点も重要なポイントです。

専門用語ばかりを使い、わかりにくい説明では安心して愛猫を任せることができないですよね。

ペットにも人間にも優しい動物病院が理想です。 

予約ができる

動物病院選びで、予約ができるかどうかという点も

病院へ連れて行くと、愛猫も不安で騒いでしまうことも多くあります。

そのため、予約できる動物病院だと待ち時間がないので、愛猫へのストレスも少なくおすすめです。 

医療設備が整っている

いくら腕のいい獣医さんがいても、医療設備が整っていなければ適切な治療を行うことが難しいでしょう。

そのため、ある程度しっかりした医療設備の整っている動物病院を見つけておくと安心です。 

料金システムがわかりやすい

動物病院を選ぶ場合は、料金システムがわかりやすい病院を選ぶようにしましょう。

動物病院は自由診療であるため、なかには料金システムをはっきとり明示していない病院もあります。

また、領収書の項目も細分化されておらず、いつもどの処置にいくらかかっているかわかりづらいこともよく見られます。

次にいくらかかるかわからないと不安ですし、動物病院で支払う金額は安いものではないので、料金システムも選ぶ上で重要になります。 

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万が一のためにペット保険へ加入する

猫をはじめとするペットは、人間のような健康保険がないため、動物病院での治療はすべて自由診療となります。

そのため、治療の種類によってはかなり高額の医療費がかかってしまうケースがあります。

また、近年は猫の寿命も伸びており、より長生きすることができるようになりました。

愛猫と一緒に過ごせる時間が長くなるのはうれしいですが、医療費が心配でペット保険を検討している飼い主さんも多いのではないでしょうか?

そんな方のために、ペット保険について詳しく解説していきます。 

ペット保険とは

ペット保険とは、ペットが病気や怪我をして動物病院で治療を受けた場合に、治療費の一部を保険会社に負担してもらえるものです。

主に、通院・入院・手術の際に適用されるものが多く、入る保険の補償対象をしっかりと確認しましょう。 

ペット保険に入っておくと安心

ペット保険に入るメリットとしては、いざ高額な医療費が必要な病気や怪我してしまった時に治療費の負担が少なくなることです。

もし病気や怪我をしていなくても、ペット保険に入っているという安心感を得ることができます。

また、日本以外のアメリカやイギリスなどの諸外国では、ペット保険加入率が高く日本でも今後高まることが予想されます。 

まとめ

猫を初めて飼う方に向けて、猫の食事、習性、動物病院の選び方、ペット保険などをご紹介しました。

いかがでしたでしょうか?

愛猫との生活は楽しく癒されますが、飼い主として病気や健康に気を遣ってあげることが必要になります。

今回ご紹介した猫を飼う時のポイントを参考に、飼い主さんも猫ちゃんもより充実して暮らせるように工夫してみてくださいね。

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